モータースポーツ活動

ワークス 参戦はDTMとフォーミュラEに移行。
日本のチームもサポート

2017年のAudi Sportのモータースポーツ活動には、大きな変化があります。ルマン24時間レースを含むWEC(世界耐久選手権)への18年に渡る参戦が、昨シーズンで幕を閉じました。ワークス(メーカー自身が運営するチーム)参戦は、市販車がベースのAudi RS 5 DTMによるDTM(ドイツツーリングカー選手権)を継続。さらに、2017/2018年シーズンから電気自動車によるレースシリーズ、フォーミュラEが加わります。一方、Audiで各国のレースに参戦するプライベートチームへの支援も強化されます。日本においては、スーパーGT選手権にAudi R8で参戦する2つのチームへのサポートを継続。加えて、スーパー耐久シリーズに新設されたST-Rクラスに、Audi RS 3 LMSで参戦する2チームをサポートします。

ワークス参戦

フォーミュラE(FIAフォーミュラE選手権)

フォーミュラEは2014/2015年シーズンから始まった、世界初の電気自動車によるレースシリーズです。2016/2017年シーズンは2016年10月に開催された香港を皮切りに、2017年7月のニューヨークまで、世界10都市で12戦が予定されています。Audi Sportでは、シリーズ開始当初から参戦するチームABTシェフラーを支援しており、来る2017/2018年シーズンからはワークス参戦します。Audiでは2018年に初の電気自動車となるSUVの発売を予定し、2025年までに、生産するクルマの4分の1が電気自動車になると見込んでいます。フォーミュラEへの新たな挑戦は、極限のモータースポーツの舞台で技術を磨き上げてきたAudiの伝統に、新たな1ページを加えることでしょう。

DTM(ドイツツーリングカー選手権)

ドイツを中心に、欧州各国で9戦が開催されるDTM(Deutsche Tourenwagen Masters)は、街を走る市販車と同じモデルが競い合うことから、大変人気があるシリーズです。Audi Sportでは、スポーツクーペのAudi RS 5をベースとしたマシンでこのシリーズに挑み、2016年シーズンにはマニュファクチャラー(メーカー)とチームの2部門を制するなど、多くの勝利を挙げてきました。2017年シーズンも、フルモデルチェンジを遂げたばかりのAudi RS 5でワークス参戦。美しいフォルムに逞しいエアロパーツを纏ったマシンが、ファンを沸かせています。

プライベートチームへのサポート

Audi Sportでは、Audi車でレースに参戦している世界のプライベートチームを支援しています。車両やパーツの供給のほか、エンジニアによる技術的なアドバイスなど、勝利のためのさまざまなアシストを通してAudi車の活躍の場を拡げ、ファンの声援に応えています。日本では、スーパーGT選手権に参戦する2チームのAudi R8 LMSを、2016年シーズンに引き続きアウディジャパンと本社のカスタマーレーシング担当部門がサポート。さらにスーパー耐久シリーズでも、今シーズンから新設されるST-R(第二戦からはST-TCR)クラスに参戦する2チームのAudi RS 3 LMSをサポートします。

SUPER GT

スーパーGT選手権は日本有数の観客動員数を誇る、国内最高峰のツーリングカーレースシリーズ。2017年シーズンは、国内外の17車種がエントリーしています。GT500とGT300の2カテゴリーがあり、国際レースカテゴリーのFIA-GT3規定に沿ったAudi R8 LMSは、GT300クラスで世界の名車と激戦を繰り広げています。

Audi Team Hitotsuyama

1990年代から日本のツーリングカーレースに参戦している有力チーム。2011年からAudi R8 LMSのユーザーとなり、2012年からはスーパーGT選手権のGT300クラスに参戦。2014年にアウディジャパンとパートナー契約を結び、サポートを受ける。2016年シーズンは優勝1回をふくむ6回の入賞を遂げ、チーム、ドライバーランキングともに3位を獲得。外国車としてはトップの成績を収めました。2017年シーズンは6シーズン目となるリチャード・ライアン選手(写真左)と、新加入の柳田真孝選手(写真右)が選手権に挑みます。

Team TAISAN SARD

日本有数の歴史を持ち、ともにルマン24時間レースへの出場経験もあるTeam TAISANとSARDのジョイントによる注目チーム。2016年からAudi R8 LMSでスーパーGT選手権のGT300クラスに参戦し、3回の入賞を果たしました。2017年シーズンはともに20代の山田真之亮選手(写真右)とジェイク・パーソンズ選手(写真右から2人目)に顔ぶれを一新。豊富なノウハウと歴戦の実力にフレッシュな才能が加わり、今後が期待されています。

スーパー耐久 ST-R(ST-TCR)クラス

改造範囲の少ない、市販車に近いマシンが3時間以上、長いレースでは9時間ものデッドヒートを繰り広げる日本独自のスーパー耐久シリーズは、前身であるN1耐久シリーズの時代から、25年以上もの歴史と高い人気を誇ります。2017年シーズンからは、国際ツーリングカーシリーズとして2015年に始まり、2016年には世界18カ国で10戦が開催されたTCRカテゴリーに準じるST-Rクラスを新設。4月29日にスポーツランド菅生で開催される第二戦からは、ST-TCRクラスの名で競われます。Audi RS 3 LMSは外国車としてはいち早く、2チームが参戦しています。

Audi Team Dream Drive

スーパー耐久参戦のために、京都で結成された若きレーシングチーム。田ケ原章蔵選手(写真左)、白坂卓也選手(写真左から2人目)、竹田直人選手(写真右)、奥村佳之選手の4人が交代でAudi RS 3 LMSのステアリングを握ります。ツインリンク茂木で開催された第一戦では、早くもポールポジションを獲得。レース中のアクシデントで優勝は逃したものの、今後が期待される挑戦者です。

バースレーシングプロジェクト(BRP)

世界に通用するレーシングドライバーの育成も目指すBRPは、2011年シーズンからスーパー耐久に参戦し、1500cc以下のST-5クラスでは4年連続チャンピオンを獲得。ドイツのニュルブルクリンク24時間耐久レースでのクラス優勝の経験もある強豪チーム。チーム代表でもある奥村浩一選手(写真左)と、学生ドリフト全国大会でも活躍した経験を持つ22歳の秋吉圭選手(写真中央)が、ニューマシンでの闘いに挑みます。

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