革新のイズム イノベーターの暴論

2015.10.9 On Air

Innovator 34

再生医療に仰天素材コラーゲン!

ブリッジワード英文

竹澤俊明

ブリッジワード英文

  • Top
  • 竹澤俊明

革新を起こすために、貫くべき主義・信念・こだわりとは何か?
技術産業のみならず、福祉や教育、スポーツやカルチャーといったあらゆる分野で挑戦を続ける革新者たちのイズムに迫ります。

再生医療を前進させる新素材、高密度コラーゲンを開発した竹澤氏。怪我などで欠損した細胞組織を修復できる驚異のテクノロジーとは?

ブリッジワード英文

このイノベーターの「革新のイズム」を動画で見る

Check this innovator has appeared "Principle of Innovation"

Press the subtitle button to enable English subtitles on the video

Innovator’s Profile

コラーゲンで再生医療に革命を起こす男

ブリッジワード英文

竹澤俊明

学位:博士(薬学) 千葉大学(1993年)

●職歴:
1986年 大正製薬(株) 総合研究所 研究員
1988年 グレースジャパン(株) W.R.Grace 日本中央研究所 研究員、主任研究員
1995年 プロクター・アンド・ギャンブル・ファー・イースト・インク ジャパンテクニカルセンター 研究員
1996年 協和発酵工業(株) 東京研究所 研究員
1999年 国立精神神経センター 神経研究所 流動研究員、COE研究員
2000年 農林水産省 畜産試験場 主任研究官
2001年 独立行政法人 農業生物資源研究所 主任研究官、チーム長、主任研究員、上級研究員
2015年 国立研究開発法人 農業生物資源研究所 上級研究員

●受賞歴:
2002年 日本組織培養学会 奨励賞
2008年 文部科学大臣表彰 科学技術賞(開発部門)

コラーゲンと聞けば思い当たるのは「美容」だが、特殊なコラーゲンを開発して「医療」の世界に革新をもたらした男がいる。その名は竹澤俊明である。

コラーゲンにより、人間の皮膚や角膜、鼓膜など様々な部位で、再生医療の応用を目指す」と語るのは、農業生物資源研究所の竹澤俊明。

体を形成する上で不可欠な生体内のコラーゲンは非常に高密度なもので、今まで作るのは困難と言われてきた。

それを彼は20年の研究の末、セロファンのように薄く丈夫な高密度コラーゲンを完成させたのだ。

傷などで細胞が欠損した肌に貼ると、それが浸透し骨組みとなり、肌を修復し元へ戻すことができるという。

医療界が夢見たこの新素材の無限の可能性と彼の革新のイズムに迫る!

  • 体内には約10万種ものたんぱく質がある。その約30%を占めるコラーゲンは、皮膚・骨・血管・目・内臓など、全身の組織で細胞を繋げる働きをしている。
  • 竹澤氏が作り出したのは、再生医療に使用することのできる高密度のコラーゲン。セロファンのように薄く、引っ張っても破れにくいのが特徴だ。
  • 怪我などで細胞が欠損した箇所にこの新素材のコラーゲンを貼ると、浸透して骨組みとなり、細胞を増殖させ、組織を元通りに修復することができると言う。
  • 20年の実験の末、完成させた新素材のコラーゲンは、角膜や鼓膜の再生にも応用できるという。医療界に革命を起こす竹澤氏の研究は留まることを知らない。

Next Innovator

Innovator 35

Recent Back Number

Topページへ戻る