革新のイズム イノベーターの暴論

2015.10.23 On Air

Innovator 36

土の代わりにフィルム?農業革命!

ブリッジワード英文

森有一

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革新を起こすために、貫くべき主義・信念・こだわりとは何か?
技術産業のみならず、福祉や教育、スポーツやカルチャーといったあらゆる分野で挑戦を続ける革新者たちのイズムに迫ります。

土を使わず野菜が栽培できる特殊なフィルムを開発した森氏。砂漠地帯や塩害を受けた地域で活躍する「フィルム農法」とは?

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Innovator’s Profile

野菜栽培に奇跡を起こした男

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森有一

メビオール株式会社 代表取締役社長

1942年東京生まれ。早稲田大学理工学部応用物理学科(工学博士)卒業後、日本の高度成長期からバブル崩壊に至る30余年、東レ、テルモ、米国W.R.グレースといった日米の大企業に身を置いた。獲得した技術・経営・人脈などを活用し、従来の大企業では起こし得ないパラダイムシフトに挑戦するために1995年にベンチャー企業、メビオールを設立した。
従来の企業観では解決ができない難問、温暖化・水・食糧不足の解決のキーは植物にあると考えた。過去の植物の残骸である石油・石炭などから製造された工業製品を活用し、未来の植物を育てる農業へのパラダイムシフトである。即ち、植物のリサイクル事業である。
医療分野で開発してきた革新的なメンブラン技術を活用し、農業に不可欠な土を“ハイドロメンブラン”という吸水性薄膜で代用する農法(アイメック、フイルム農法)を開発した。
特に、アイメックによって従来農業ができない砂漠、汚染土壌、コンクリートなどでも高品質な作物(トマト、きゅうり、メロンなど)が水のロスなしに生産でき、津波被災地、ドバイ、中国などで急速に広がっている。

土を使わない農法を開発した森有一氏。「不毛の地でクオリティの高い農産物を生産できれば、平和な社会が形成されるのではないか」と彼は語る。

「私の開発した方法を使えば砂漠でもコンクリートの上でもトマトができる」と語るのは、メビオール株式会社社長の森有一。

彼は土を使わない農法を研究、ついに農作物に必要な水分や養分だけを吸収し保つことができる特殊なフィルム「ハイドロメンブラン」を開発した。

すでにドバイの砂漠地帯や東日本大震災で塩害を受けた地域などで活用されているこの新素材を紹介しながら、彼の思いと革新のイズムに迫る!

  • 森氏の開発した農法は、土を必要とせず、ラップのような薄いフィルムを使用するというもの。そこに植物が膨大な数の根を張り付け育成していく。
  • 「膜」を30年以上研究してきた森氏。高い保水力を持つ素材「ハイドロゲル」を使って、作物に必要な水分や養分を保持する特殊なフィルムを開発した。
  • 森氏のフィルムを使えば、作物は少量の水で育てられる。ドバイの砂漠地帯や、東日本大震災で塩害を受けた地域でも、トマトの収穫に成功している。
  • 森氏はただトマトを育てるだけでなく、味を調整することにも成功した。彼が開発した農法は、環境に影響されない農業の実現に確実に近づいている。

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