革新のイズム イノベーターの暴論

2015.11.6 On Air

Innovator 38

衝撃!がん細胞発見スプレー

ブリッジワード英文

浦野泰照

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革新を起こすために、貫くべき主義・信念・こだわりとは何か?
技術産業のみならず、福祉や教育、スポーツやカルチャーといったあらゆる分野で挑戦を続ける革新者たちのイズムに迫ります。

がん細胞だけを光らせる液体「蛍光プローブ」を開発した浦野氏。今まで困難だった微小な“がん”の発見・切除が可能になる世界初のテクノロジーとは?

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Innovator’s Profile

微細ながんの発見に革命を起こす男

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浦野泰照

東京大学大学院薬学系研究科・医学系研究科 教授

1967年東京生まれ。1990年 東京大学薬学部卒業。1995年 東京大学大学院薬学系研究科博士課程修了、博士(薬学)取得。東京大学大学院薬学系研究科 助手、准教授を経て、2010年より東京大学大学院医学系研究科 生体情報学分野 教授(現兼務)、2014年より東京大学大学院薬学系研究科 薬品代謝化学教室 教授。

専門はケミカルバイオロジー。化学の力を駆使して、生命原理を探求する研究や革新的な医療技術の創製を目指す研究を展開している。

主な受賞歴:2006年 平成18年度 文部科学大臣表彰若手科学者賞。2006年 Invitrogen-Nature Biotechnology Award 2006。2012年 平成23年度日本学術振興会賞。2012年 読売テクノ・フォーラム 2012年度ゴールド・メダル賞等

ほんの小さながん細胞の取り残しが“がん”の再発に繋がる。浦野泰照氏はスプレーをするだけで微小な“がん”を見つけられる画期的な液体を開発した。

「スプレーするだけで、今まで見つけられなかった微小ながんまで見つけることができる」と語るのは東京大学教授の浦野泰照。

手術でがんを摘出しても、小さながん細胞の取り残しにより数年で再発しまうことも少なくない。

彼が開発した液体「蛍光プローブ」を臓器に吹きかけると、がん細胞だけが緑色に発光し、1mm以下の目に見えないがん細胞も発見が可能となった。

現在、試験が始まったこのテクノロジーを紹介し、彼のイズムに迫る!

  • 体内にある“がん”を全て識別することは、どんな名医であっても難しいと言われている。だが、浦野氏の開発した「蛍光プローブ」はその常識を覆した。
  • マウスを使った実験。肉眼ではどこにがん細胞が潜んでいるか分からないが、蛍光プローブを吹きかけると1分ほどでがん細胞だけが緑色に発光する。
  • がん細胞には「GGT」という酵素が多く含まれている。浦野氏は5年の歳月をかけて、GGTにのみ反応する成分を開発し、世界中の外科医を驚かせた。
  • 「“がん”は全て取り除くことができれば、完治する病気」と浦野氏は語る。蛍光プローブの実用化、そして“がん”の再発が無くなる日はそう遠くはない。

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