革新のイズム イノベーターの暴論

2015.11.27 On Air

Innovator 41

農村を漁村に変える!?

ブリッジワード英文

山本俊政

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革新を起こすために、貫くべき主義・信念・こだわりとは何か?
技術産業のみならず、福祉や教育、スポーツやカルチャーといったあらゆる分野で挑戦を続ける革新者たちのイズムに迫ります。

海水魚を山の中でも養殖することができる魔法の水を開発した山本氏。魚の育成を促し、病気にもなりにくいという「好適環境水」とは?

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Innovator’s Profile

農村を漁村に変える男

ブリッジワード英文

山本俊政

1958年 岡山市生まれ
1980年 金属系総合研究所勤務、レアメタルなど素材研究部門の開発に従事
1989年 有限会社マリンシアターを設立 代表取締役
2002年 岡山理科大学専門学校 アクアリウム学科 学科長
2008年 加計学園関連子会社 K2ライフラボ社 取締役
2009年 岡山理科大学工学部バイオ・応用化学科 准教授
現職に至る

最近の研究分野と活動
・沖縄県美ら海水族館など、多数の国内水族館設計・製作に参加
・沖縄県石西礁湖におけるサンゴ礁の復元(2002~2008)
・クマノミ類の大量繁殖技術の開発および商品化に成功(2004~2008)
・好適環境水を利用した閉鎖循環式魚類養殖技術の開発(2005~現在)
・岡山県のシオマネキ(2013)
・酢酸薬注によるオニヒトデ駆除技術の開発(2013)
・岡山県で見られるノコギリガザミ属の種の同定と生息環境(2013)
・JICAプロジェクト(2013-2014)(カンボジア国):好適環境水を用いたオニテナガエビ種苗生産への取り組み:プロジェクトマネージャー担当
・国内/国際特許:好適環境水関係7件取得

海水魚は海でしか養殖できない――その常識が今、一人の男の手によって覆されようとしている。農村を漁村に変える「第三の水」の正体とは?

「私の目標は農村を漁村にすることです」と語るのは岡山大学准教授の山本俊政。

彼が10年かけ開発した「好適環境水」は、淡水の金魚と海水の真鯛が共に住めるような魔法の水である。

そして彼はこの水で多くの海水魚の「陸上養殖」に成功したという。

この驚きのテクノロジーを紹介し、革新のイズムに迫る!

  • 金魚が泳ぐ真水の水槽に白い粉を加え、そこに真鯛を泳がせる。山本氏の10年に渡る開発によって、不可能だと言われていた2種の魚の共生が実現した。
  • 山本氏が開発したのは、淡水と海水の中間にあたる第三の水「好適環境水」。ナトリウム・カリウム・カルシウムを独自に配合したものである。
  • 好適環境水の価格は人工海水の10分の1で、塩分濃度が通常より低い。魚が体内で浸透圧調整をするという負担がなくなるため、魚が早く大きく育つという。
  • 好適環境水で養殖した魚の出荷は既に始まっている。水と電気さえあればモンゴルの砂漠やサハラ砂漠でも魚を育てることができる、と山本氏は語る。

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