革新のイズム イノベーターの暴論

2016.2.26 On Air

Innovator 54

不眠症を救う脳内物質を発見!

ブリッジワード英文

柳沢正史

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革新を起こすために、貫くべき主義・信念・こだわりとは何か?
技術産業のみならず、福祉や教育、スポーツやカルチャーといったあらゆる分野で挑戦を続ける革新者たちのイズムに迫ります。

世界で初めて睡眠を司る物質「オレキシン」を発見した柳沢氏。成人の5人に1人が苦しむという不眠症の人々を救う彼の最先端研究とは

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Innovator’s Profile

睡眠障害から人々を救う世界屈指の研究者

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柳沢正史

1960年東京生まれ。筑波大学大学院博士課程修了、医学博士。米国科学アカデミー正会員。大学院在学中の1987年に血管制御因子エンドセリンを、1998年~99年に睡眠・覚醒を制御する脳内因子オレキシンを発見。いずれも新規医薬の開発に結びつく。1991年テキサス大学サウスウェスタン医学センター准教授兼ハワード・ヒューズ医学研究所准研究員、1996年同教授兼研究員。2001年科学技術振興機構の戦略的創造研究推進事業「ERATO」・柳沢オーファン受容体プロジェクト統括責任者。2010年に内閣府最先端研究開発支援プログラム(FIRST)に採択されたことを受け、筑波大学に研究室を開設。2012年には文科省世界トップレベル研究拠点プログラム(WPI)に採択され、国際統合睡眠医科学研究機構(IIIS)を設立、機構長に就任した。睡眠・覚醒の謎を解明すべく世界を舞台に日々奮闘中。

今まで解明されることの無かった眠りの謎を解き明かそうとしている男がいる。彼の名は柳沢正史、国際統合睡眠医科学研究機構の機構長である。

「睡眠のブラックボックスをこじ開けて眠気とは何か解明しようとしている」と語るのは筑波大学国際統合睡眠医科学研究機構、機構長の柳沢正史。

彼は睡眠を司る物質「オレキシン」を発見、世界のビックニュースとなった。

2400万人ともいわれる不眠症患者を救う彼の研究を紹介、革新のイズムに迫る!

  • 柳沢氏の発見した脳内神経伝達物質「オレキシン」。研究の結果、脳を覚醒させる働きがあると判明。分泌が多いと目が覚め、少ないと眠くなるという。
  • 突然眠ってしまう睡眠障害「ナルコレプシー」は、今まで原因不明とされていた。しかし、柳沢氏はその原因をオレキシンの欠乏であることを突き止めた。
  • 従来の睡眠薬はふらつき・依存症など、副作用も多かった。だが、柳沢氏の開発したオレキシンの分泌を抑制する薬は、自然な眠りを誘発してくれる。
  • 成人の5人に1人が不眠症と言われる現代。柳沢氏の研究によって眠りの謎が解き明かされ、睡眠障害に苦しむ人々が救われる日も近いだろう。

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