革新のイズム イノベーターの暴論

2016.9.15 On Air

Innovator 75

鮮魚を長期保存できる窒素ナノバブル

Nitrogen nano-bubbles that preserve raw fish for a long time

最上賢一

Kenichi Mogami

  • Top
  • 最上賢一

革新を起こすために、貫くべき主義・信念・こだわりとは何か?
技術産業のみならず、福祉や教育、スポーツやカルチャーといったあらゆる分野で挑戦を続ける革新者たちのイズムに迫ります。

薬品を必要としない保存技術で魚市場に革命を起こした最上氏。
鮮魚の長期保存を可能にした窒素ナノバブル水とは?

ブリッジワード英文

このイノベーターの「革新のイズム」を動画で見る

Check this innovator has appeared "Principle of Innovation"

Press the subtitle button to enable English subtitles on the video

Innovator’s Profile

魔法の泡で鮮魚革命を起こした男

ブリッジワード英文

最上賢一

丸福水産株式会社 代表取締役会長
株式会社ナノクス 代表取締役社長
1939年 山口県生まれ。
1967年 北九州市黒崎の商店街にて水産小売商「丸福」を開業し、魚屋の大将となる。
1974年 丸福水産株式会社を設立、北九州市中央卸売市場の仲卸承認を受ける。以来、社員の先頭に立って魚屋街道を邁進。時代の流れを読み、それまで主流であった対面方式の販売から、地域初となるセルフ方式(魚をパックに入れて陳列する販売方式)への挑戦や、鮮魚店が生ネタを使って作る「魚屋の寿司」を他に先駆けて始めるなど、魚屋業界のフロンティア的な功績も多い。 その傍ら、魚屋とは無縁である、「ナノテクノロジー」関連の研究開発を20年以上に亘って続け、数多くの特許を取得した。「この特許を使って、何か魚屋に貢献できるものが作りたい」との思いから、ナノバブルを応用した鮮魚の鮮度保持技術を開発。
2008年 株式会社ナノクスを設立し、ナノテク関連部門を独立させる。 商店街の魚屋さんから始まり、50年間、飽くなき探求心を胸中に抱きつつ、地道に、そして時には大胆に、日々感謝の気持ちとともに魚屋街道を歩んできた。

画期的な新技術で長期の鮮魚保存を可能にした男がいる。彼の名は丸福水産株式会社会長、最上賢一。鮮魚流通に革命を起こす保存方法を開発した男だ。

「魚をこの水に浸けるだけで、鮮度が良くなる」と語るのは丸福水産会長の最上賢一。

彼が開発した「窒素ナノバブル水」は1000万分の1cmの窒素の泡で鮮魚の腐敗=酸化や細菌の繁殖を防ぐという。

従来難しかった生のままでの長距離輸送も可能となるこのテクノロジーを紹介、革新のイズムに迫る!

  • 最上氏の開発した保存方法は、「窒素ナノバブル水」という極小サイズの泡を使用。この方法ならば、薬品を使わずに魚の鮮度を保つことが出来る。
  • 窒素ナノバブル水は腐敗の原因である酸素を包み込む。酸化を防ぎ、酸素が必要な菌の繁殖も抑えることが可能。その効果は細菌検査でも実証された。
  • 最上氏が開発した方法で保存された鮮魚は、6日前の刺身でさえ臭みもなく、おいしく食べる事が出来る。魚市場のプロも「一番おいしい時」と認める。
  • 「冷凍の魚と生の魚では、市場の中で雲泥の差がある」と最上氏は語る。生のまま長距離輸送を可能にした窒素ナノバブル水が鮮魚市場に革命を起こす。

Next Innovator

Innovator 76

Recent Back Number

Topページへ戻る