革新のイズム イノベーターの暴論

2017.1.19 On Air

Innovator 87

世界を変える音響革命

Acoustic Revolution to Change the World

西浦敬信

Takanobu Nishiura

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  • 西浦敬信

革新を起こすために、貫くべき主義・信念・こだわりとは何か?
技術産業のみならず、福祉や教育、スポーツやカルチャーといったあらゆる分野で挑戦を続ける革新者たちのイズムに迫ります。

空間の一点に狙いを定め、ピンポイントで音を発生させることに成功した西浦氏。
日常生活の様々な場面で応用可能な「超音波スピーカー」とは?

ブリッジワード英文

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Acoustic Revolution to Change the World

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Innovator’s Profile

超音波スピーカーで音の世界を変える男

ブリッジワード英文

西浦敬信

立命館大学情報理工学部 教授
1974年大阪府生まれ。
2001年奈良先端科学技術大学院大学情報科学研究科博士後期課程修了(博士(工学))。2001年和歌山大学システム工学部助手、2004年立命館大学情報理工学部助教授、2007年同准教授、2014年同教授、現在に至る。専門は音響工学。
空間のある1点だけで音楽や音声を再生可能な「極小領域オーディオスポット」(2014年)をはじめ、騒音環境を快音空間に変える「快音化スピーカー」(2012年)や、音のプロジェクションマッピング技術の先駆けとなる「音像プラネタリウム」(2010年)など、社会にて役立つ技術の創出を念頭に音環境の解析、理解、再現、合成等の研究を推進している。さらに近年は、光で音を検知可能なレーザーマイクロホンの研究も手がけ、超遠方の音波計測に挑戦するなど、研究活動の幅をさらに広げている。

空間の一点にだけ音楽を再生させる魔法のようなスピーカーが、音の世界を大きく変えようとしている。開発したのは、立命館大学教授、西浦敬信。

「空間の一点にだけ、音楽を再生可能な技術を開発した」と語るのは立命館大学教授の西浦敬信。

彼の開発した「超音波スピーカー」は10cm四方の極小空間だけに音を作り出すことに世界で初めて成功した。

さらには騒音を快音にすることも可能という驚異のテクノロジーを紹介、革新のイズムに迫る!

  • 複数のスピーカーから発生される超音波。人間の耳では聞くことが出来ない音でも、空間の一点で交わり共振することで、そこに音楽が生まれる。
  • この技術は日常生活の様々な場面で応用可能。テレビから流れる音を特定の人にのみ届け、横断歩道を渡る視覚障がい者の為に誘導音を生み出す。
  • さらに西浦氏は不快音を別の“音”で包み込み、快音に変える装置を開発。工事現場など、様々な場所の騒音を減らす課題にも取り組んでいる。
  • 「現代社会の騒音は増えている。テクノロジーの進化が騒音の被害であってはならない」と西浦氏は語る。超音波の見えない力が音の世界を広げてゆく。

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