プロジェクトレポート
新型Audi TT、今度は鳥取砂丘に
天然記念物とプロジェクションマッピング プロジェクトレポート
新型Audi TT、今度は鳥取砂丘に
天然記念物とプロジェクションマッピング

コクーンにAudi TTをリアル転送コクーンにAudi TTをリアル転送

TTプロジェクトのEpisode 1、宇宙でのホログラム映像に登場したコクーン型次元移動装置。壮大な成層圏プロジェクションにより、高度30,000mの成層圏に生み出されたコクーンは、Audi TTの転送を実現しました。
今回のプロジェクトは、鳥取砂丘に最新のプロジェクションマッピング技術を駆使して、コクーンと共にAudi TTをリアルに出現させること。
着陸場所に鳥取砂丘が選ばれた理由としては、大自然の美しさと過酷な環境から現れる力強さが、高いデザイン性とリアルスポーツカーとしての力強さを併せ持つAudi TTの存在感と屹立し、互いに引き立てあうことが可能な希有な場所であったからでした。 今回のこの挑戦でもチームは数々の困難に直面しましたが、柔軟な発想と確固たる意思によりプロジェクトを見事成功に導きました。

特殊な環境ゆえの特別な配慮

特殊な環境ゆえの特別な配慮 イメージ特殊な環境ゆえの特別な配慮 イメージ

特殊な環境ゆえの特別な配慮

鳥取砂丘はその希少な環境により、国の天然記念物に指定されています。また、砂丘に自生、生息している独自の動植物は貴重な研究の対象となっているため、砂丘の生態系への影響を考えると撮影が困難な場合がある場所です。そのため、プロジェクトチームは事前に有識者へ撮影場所についてコメントを求めました。動物(昆虫)関係は鳥取大学の鶴崎展巨(つるざきのぶお)教授に、植物関係は同じく鳥取大学の松永大(まつながだい)教授にコメントをいただき、これを鳥取県へ提出し、無事に撮影が許可されました。

飽くことなき、新たなる挑戦

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飽くことなき、新たなる挑戦

コクーンを鳥取砂丘に出現させるにあたり、いくつかの困難と向き合わなければなりませんでした。一つは、砂丘には車輪のついた機材が持ち込めないため、合計約500kgにもなるコクーン製作用の資材や、約300kgのFRP(繊維強化プラスチック)製車両などを十数人が手で運んだこと。足場の悪い砂地で、重たく貴重な資材を運ぶことは、肉体のみならず精神的にも大変な苦労となりました。もう一つは天気。ドローンによる高さ約20mからのロングショット撮影時、雨が降り出しました。視界が悪くなる中ドローンを操縦し撮影画像を確認すると、想像を超えるスケール感溢れる映像が映し出されます。関係者全員が、このプロジェクトが成功する予感を感じた瞬間となりました。

飽くことなき、新たなる挑戦

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飽くことなき、新たなる挑戦

実際にコクーンにAudi TTを転送するチームは、大きく3つに分かれます。コクーンの骨格を作る施工チーム、3台の高輝度プロジェクターから映し出される映像をコクーンに対し適切にマッピングさせるテクノロジーチーム、そして映像を作り出すクリエイティブチームが連携を取り、想像を超えた精度のプロジェクションマッピングを実現します。投影するグラフィック映像は、Audi TTらしい未来感、先進感を表現として定着させるよう注意深く設計。また、砂丘の緩やかな斜面がプロジェクトの投影位置のズレにつながるため、プロジェクターの設置台の高さがある程度自由にアジャストできるように工夫。映像の内容から機材の細部に至るまで徹底したこだわりを貫いた結果、映像でしか表現しえない驚きと感動に満ちたプロジェクトとなりました。

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