Innovator’s Profile
森有一
森有一

メビオール株式会社 代表取締役社長

1942年東京生まれ。早稲田大学理工学部応用物理学科(工学博士)卒業後、日本の高度成長期からバブル崩壊に至る30余年、東レ、テルモ、米国W.R.グレースといった日米の大企業に身を置いた。獲得した技術・経営・人脈などを活用し、従来の大企業では起こし得ないパラダイムシフトに挑戦するために1995年にベンチャー企業、メビオールを設立した。
従来の企業観では解決ができない難問、温暖化・水・食糧不足の解決のキーは植物にあると考えた。過去の植物の残骸である石油・石炭などから製造された工業製品を活用し、未来の植物を育てる農業へのパラダイムシフトである。即ち、植物のリサイクル事業である。
医療分野で開発してきた革新的なメンブラン技術を活用し、農業に不可欠な土を“ハイドロメンブラン”という吸水性薄膜で代用する農法(アイメック、フイルム農法)を開発した。
特に、アイメックによって従来農業ができない砂漠、汚染土壌、コンクリートなどでも高品質な作物(トマト、きゅうり、メロンなど)が水のロスなしに生産でき、津波被災地、ドバイ、中国などで急速に広がっている。